[玉のり] には実店舗がありません。
だから直接皆様にお目にかかれるのは、
[玉のり] の思い付きで行うイベントでのみということになります。
ではそれ以外に [玉のり] は何をやっているんだ!





2005/11/12〜13


「ちょい真面目展」@東京グリーンホテル後楽園B1F 水道橋ART SPACE

[玉のり]ブースは入り口すぐの一番邪魔なトコロ。
ハシヅメは繰り下がりのある引き算とかがチョー苦手なので
(あっ、右側が[玉のり]ハシヅメノリコでね)
左は経理担当のお手伝いの典子さん。遅刻していらっしゃいました。
高校のときからそうだった典子さん…

さて今日はどんなお客様と出会えますでしょうかね???



今回何が「ちょい真面目展」かと申しますと…

新潟県中越大震災から1年、被災地の復興は
関わる人々の懸命な努力で確実に進んではいるものの、
いろんな場面で、被災した当事者の皆さんに
大変な負担がかかっているのも事実。

たとえば小千谷縮の技法を伝えた堀次郎将俊という人物を奉る明石堂
震災でかなりの被害を受け、取りあえずの修復に高額の資金が必要とか。
今となっては昔のように組合員の数も多くない織物組合で管理しておられて、
ただでさえこれからの維持にかなり不安があったところへの被災だったそうで…

「ちょい真面目展」では参加する各ブースが
思い思いのアイデアで小千谷の復興に協力するために知恵を絞りました。
[玉のり]は、創業以来抱え込んだハギレなんかを
お客様にお買い上げいただいたりして、そのお金を寄付することに。



右のボディさんがお召しなのは[玉のり]初のプレタキモノ。
遠目にご覧いただくと、黒地のカッコ良い銘仙風プリント。
実はうさぎなんかのおもちゃ柄で可愛いったらありゃあしない!
このあとすぐに、とてもキュートなお方にお買い上げいただきました〜

左側の大きな水玉柄の浴衣は「謎の親子浴衣」。
最先端の技術でぼかし染めを施してみましたが、
ん〜〜、ちょっと失敗でした…という物件を
老舗浴衣メーカーの社長さんが「ちょい真面目展」のために
貸し出ししてくださいました。

来春に小学校入学を控えたお嬢ちゃんと、
色白美人ママとでブルーの浴衣をお揃いでお買い上げいただいたり!

コチラ親子浴衣もメーカーさんへのお支払い以外は
全額寄付させていただきまする〜




今回特に注目度が高かった、画像まん中あたりの「コットン勝負長襦袢」。
何が可愛いって、お色と柄が可愛いのでございまする〜。
お家に帰って、キモノを脱いでもしばらくこのままでいたい…そんな。

「これからクリスマスシーズンを迎えるにあたって、
なにかと『勝負』の場面が増えて参りますのでね!!」
との、ハシヅメの下世話なトークに思わず皆さま苦笑い…。





お馴染み[玉のり]作り帯。
パーティシーズンに向けて光りモノも沢山ご用意。
ポリながら本格的な「織」の作り帯
ミラーボールなんかに照らされるととっても光るタイプ。
おかげさまでこの他、お色違いも含めて完売いたしました。

あっっ。奥の一番下のあの作り帯は「秋色ことり・非つがい系」!!
これまたスルドく見つけてくださった素敵なお方に
お買い上げいただきました〜、まさに最後の1本。



今回ゲスト出展の「きものきたいねっと」さんのブース。
カワイイ小物やお宝古着や着物ミニブック「からころ創刊号」などなど。
ふだんから「きものきたいねっと」さんでは
新潟県中越地震の被災地の復興にひと役もふた役も買っておられて
その真面目さはぜひとも見習わせていただきたいトコロ!

控え室にお仕事も持ち込みだった(笑)ちどりさんに加えて、
プライヴェートがチョーご多忙のあやめさんも駆け付けてくださり
お二人のほんわかした雰囲気に会場が一気に和みました♪



キモノを愛する沢山のお方にいらしていただきました。

「まあ、昔着てた銘仙みたい!懐かしいわ〜!」
「キモノ?う〜ん、こないだの七五三以来着てないな〜」







今回のメインのゲスト小千谷の織元の高政織物さん。
とにかく、皆さんに小千谷縮や小千谷紬を触って感じていただきましょう!!
呉服屋さんではちょいと広げにくい反物を広げてお顔にあてて、
「あら、意外とこの色だとワタシったら美しさ倍増ね。」な新発見。
しかも、小千谷縮はお家で洗えるという実用性に皆さんビックリ!!
何しろ織元さんなので、質問には全部即答してくださるワケで。
今回もずいぶん勉強になりました。

ハシヅメ「へぇ〜、なるほど〜」「ほぉ〜、なるほど〜」「はぁ〜、なるほど〜」



ふだんぎやさんのブース。

ご店主の松本さん(左)はこの日、sousouのオサレな地下足袋で参上。
サイトには載せていないお宝をざくざくお持ちでした。
和モノコサージュを作る‘ゆみえさん’(右)はもと某超有名花店さん勤務で
お花の構造を知り尽くした造形の正確さ…。

会場にはふだんぎやさんのお仕立てのキモノをお召しのお客様も多数ご来場。
両日も反物のお仕立てをガンガン承っておられました。



RUMIX DESIGN STUDIOさんのブース。

震災後、何度も現地を訪れて取材をしてこられて、
その映像や、まだ修復の終わっていない現地の工房の写真などを展示。
欄間がごっそりと落ちてしまっていたり、
床の間の奥の壁が柱から外れていたりと痛々しい限り。
高政織物さんが持って来てくださった
小千谷新聞社の新潟県中越地震 特別記録写真集なんかもあって
1年前の震災のひどさををあらためて認識いたしました。



「3年生の今月のお習字は『玉のり』だよ!」

ということで、3年生のショーコちゃんがお手本のコピーをくださいました。
この上なく達筆のお手本、さっそく鏡のところに掲示させていただいて。

[玉のり]の仕事を通じて沢山の素晴らしい方々との出会いがございまして、
そんな中で集まったメンバーの皆さんに、
それぞれの分野で力を発揮していただいて実現した「ちょい真面目展」でした。
出展者だけでなく、沢山の方々がいろんな形で協力してくださって
何より、支えてくださるお客様にお力を貸して頂いて
被災地の復興支援のご協力ができましたことを
心より御礼申し上げまする〜。

皆さまの温かいご支援¥40,219を、高政織物さんにお渡しいたしまして、
小千谷織物同業協同組合の方にお届けいただくようにお願いいたしました!!



12/6、同組合さまよりご丁寧にお礼のお手紙をいただきました!!



2005/9/21〜27


松屋銀座にて開催の「選りすぐりの和雑貨展」のため
朝7時から会場にて準備開始。
初のデパート出展&ひとりぼっちで参加の[玉のり]は
何が何やら、どこをどう準備したやら
とにかく必死の形相でございました。

お向かいの「菱屋カレンブロッソ」さんの上に輝くりっぱな看板。
ん〜、[玉のり]が今まで主催してきたイヴェントとは、
格とか、規模とか、ちょっと違うのかな〜。

今ひとつ事の重大さに気付いていない(最後まで気付かなかった)[玉のり]。



数時間にわたるキモノでの準備作業で、
開店前だというのにすでにワタシのルックスは汗だくのボロボロ。
しかも開店間際まで館内冷房は入らないという。
スミマセン、こんな様子でお出迎えで…と思いつつ
まるでお店みたい(?)に[玉のり]商品を並べて
開店の時を待つ!

お一人でも多くのお客さまに、[玉のり]商品を実際にお手に取ってご覧いただける
そんな7日間にするぞォ〜!

実はこの作り帯、ハシヅメの予想を大幅に上回るご好評をいただきまして、
後日エラいことに…



ちょいと長め、100センチ丈の[玉のり]長羽織は
通りがかるお方が皆さん‘つまんで’ご覧くださる注目株!

「懐かしいわぁ〜。」
「カッコいい〜。」

いずれも嬉しいコメント!
さらに、ご試着いただいて激しくお似合いになると、色や柄がイキイキしてくる不思議。

その後、慣れない販売手続きに右往左往しながらも
オープンからたくさんのお客さまに[玉のり]コーナーにご来場いただきまして
嬉しひ悲鳴。

伝票の字がキタナイぞ、[玉のり]。



会期中キュートな売り場を演出してくれるハズのピンク系の「秋色ことり作り帯」が、
まさかの嬉しい初日完売。
そして2日目の午後、売り場に立つハシヅメに衝撃が走る。突然の帰宅勧告!

「[玉のり]、商品ないやん、帰って帯作って来て〜。」(関西弁)
「マジですか、冗談とかじゃなくてマジですか????」

数十分後、麹町の[玉のり]本社で、
生地のあったブルーことり作り帯を作り始めるハシヅメ。作業は翌朝5時まで続く…。



年甲斐もなくまさかの徹夜をしてしまったハシヅメ、
ひとまわりもふたまわりもフケたのはもちろん
半衿を掛けかえる気力も体力もなくなって、体中で動くのは口だけになっておりました。
よくないと思いつつ、2日間同じ半衿で売り場に立ってしまったハシヅメでございました。

そんな中、となりの和遊房さんにあった、その名も「楽衿(らくえり)」。
仕立て衿にホネ(?)が入っていて、後ろをちょっとかがるだけで交換完了なスグレもの。
迷わずゲットで、翌朝清潔な半衿でご出勤のハシヅメでございました。
その後、ブルー系ことり作り帯も嬉しい完売で、
徹夜した甲斐がございました〜♪(最初からちゃんと用意しとけってハナシですね)



足とか、とにかく体のアチコチが痛いながらも
実はもとデパートガールだったハシヅメは、
久々のデパートでの販売が楽しくて楽しくてしょーがないのでございました。

嬉しいことに[玉のり]をご覧になりにいらしてくださった素敵なお方にも、
銀座ショッピングで、うっかり[玉のり]コーナーに足を踏み入れてしまった素敵なお方にも
とにかく笑っていただきたくて、だから‘笑うキモノ生活’なのでございます、[玉のり]は。





今回はブースが遠くてあんまりお話できなかったのですが、
あづみの遊印のもっちーさんに、はんこを作ってもらいました。
もっちーさんは、好きな木を選んでオーダーするオリジナルデザインのはんこに
その人その人にあった一言を添えてくださる名人なのですが、
ちょっとだけお話できただけなのに、ワタシにぴったりな一言を添えてくださいました。

体力的にキツかっただけに、今回ワタシはちょいと元気なかったかな〜とか
反省したりしていたので、これ以上ないくらい嬉しい一言でした。
上の方の赤い丸が出来上がったはんこ。
中にワタシの名前「のり」をデザインしてもらいました。
海苔っぽくてイイ〜♪

左下の似顔絵がそのもっちーさん。とても優し気なお兄さんです。



[玉のり]初の銀座での7日間、ホントにありがとうございました!
ホントにたくさんの方々に四方八方から支えて頂いて
なんとか無事、乗り切ることができました。

会期中、またその前後に皆様からいただいた温かいエールに
今回は特にパワーをもらいました!
ありがとうございました!繰り返します、ありがとうございました!




2005/7/30


都内某所にて、夏キモノとクレープステテコの会2005が、
ハシヅメのマヌケな乾杯の音頭とともにスタート!!

[玉のり]のお客さまはもちろんのこと、
「キモノ好き」に‘進化’したハシヅメの友人とか
[玉のり]と、お取り引きのある皆さんとか、
そんな方々が集結して、何かとても美味しいモノを食べる。

2005年は沖縄料理!



浴衣、夏キモノ、洋服、なんでもオッケイ!
楽しけりゃあいいってモンです。いやマジで。

右端のハシヅメ友人が、フロアーを歩き回るワタシを呼び止めてなにやら語りかける。


「ねえ…。
ワインふたつ。」



お!掲示板でもお馴染み、なおこちゃん!
[玉のり]半衿、[玉のり]作り帯、[玉のり]帯留!

ちょいといいかい、後ろも撮らせてね、
ん〜〜、とてもスタイリッシュで都会的。

この会のために(?)一生懸命、おたふく風邪を治してくれて
ホントにありがとうございまする〜〜!



初めて、思い切って[玉のり]イヴェントにご参加下さったお方も、
ソッコーで皆様とっても仲良しになってくださって、
そんなテーブルにお邪魔したりしてベラベラしゃべるのが
ワタシはとっても楽しいのでございまする〜。

「[玉のり]さん、男モノも作ってくださいよ!」
「ひゃ〜、スミマセン〜〜〜。」



そんな中、パンダ発見!!しかも2頭。

やはり意外とパンダは眼光鋭い…






手前、でっかい黒金魚の浴衣がカッコいい せおママさんと
おニュウの小千谷縮がまぶしいマイコさん、
ワタシも大好きな‘築地市場情報’で盛り上がる!

お!奥の水玉猫さん、ワインの進みが早いですぞ!
ダイジョブですかあああ〜




ちょっとだけお持ちした[玉のり]帯留なんかを、
実際にお手に取ってご覧頂いたり、
ゴーヤーチャンプルーを食べたり、
琉球ガラスのコップに、さとうきびの入った泡盛を飲んだり、
「え〜、クラゲじゃなくてブタの耳?????」とか

そんな楽しい時が流れます。




シダの作り帯が素敵にお似合いだったり、
シースルー作り帯が素敵にお似合いだったり、
それにまた[玉のり]バッグがベストマッチだったり、

嬉しゅうございますね、ホントに!!!



お友達(右)を誘って初参加してくだすったみどりちゃん。(まん中)
こうやって、イモヅル式に沢山のキュートなお方にお会いできるのが、
ワタシの何よりの楽しみでございますね!!

いろいろと行き届かない面が多々ありまして、スミマセン!!
それでも、そんな[玉のり]イヴェントにこんなに沢山の方にご参加いただけて、
いろんなお話をすることができて、ますます元気になってしまったワタシでございます。

ありがとうございました!!



2005/5/5


コチラ清田のり子さん主宰の「着る立場できものを考える会」の
第6回東京の会にハシヅメが6回目の参加!
つまり皆勤賞!

本日のテーマは「伝統的工芸品のきものや帯について」。
会には[玉のり]以外はとても立派な先生方なんかが
多数ご参加で、皆様で伝統工芸品についての
意見交換が行われました。

いつもふんわりと優しい着付けをされている清田さん。



価格を上げるために技巧に走り過ぎるのはいかがなものか…とか、
かなりシビアなご意見なんかも交わされ、
とても有意義な会が終了。
[玉のり]もこの会では真面目にきものについて考えまする。

…遠方のホワイトボードになにやら怪しい落書きが!



コラ!真面目な会で[玉のり]は何をやってるんだ!

大丈夫です、[玉のり]が会から追放される心配はございません。
清田さんはいつも[玉のり]を温かく見守ってくださっていて、
毎回必ずと言って良い程[玉のり]にアッピールタイムをくださって
会場の皆様方との楽しい交流をさせてくださいまする。

今回も、ワタシの着用の[玉のり]帯留をご覧いただくために
べらべらしゃべりながら会場を一周させていただきました。



清田さん、本日はありがとうございました〜!

ハシヅメ「ご一緒に一枚ぜひ!」
清田さん「えぇ〜?!」

でも、[玉のり]ウェッブサイトへの掲載を
快くお許しくださいました〜!



2005/4/23


[玉のり]in小千谷の会@京屋さん

日本橋蛎殻町のお好み焼き屋さん、京屋さん主催の小千谷の会に
[玉のり]が2回目の参加!
京屋さん毎年恒例のこの会、新潟の織元さんをお迎えして
小千谷縮、小千谷紬を触って感じていただく2日間。
[玉のり]は作り帯の新作なんかを展示即売いたしました。
画像は「パフェー。」

「意外ね、どんな色のキモノにも合っちゃう。」



メガネかけて、テカってるのがハシヅメ。
後ろから刀で斬りかかろうとしてるのが勘三郎さん。


ここが[玉のり]の居留地。ハウス!みたいな。
お立ち寄りくださった皆様
ありがとうございました!!
中には「うるさい。」って思われたお方も
いらっしゃるかと。
ホントにね、スミマセン!!




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